被相続人の生前中の預金の流れ
相続税の申告は、被相続人の死亡時の財産について行うものです。つまり、亡くなった時点で、いくらの財産をお持ちだったかということ。
ここで問題になってくるのが、
①何が被相続人の遺産なのか?
②それがいくらなのか?
ということです。
遺産かどうかで、問題になってくるのが現金・預金です。
例えば、土地売却した代金の行方など。
大きなお金の流れについては、税務署は必ず掴んできます。
預金通帳や過去の確定申告書などを拝見しながら、
このお金はどこへ行きましたか?と税務署に先回りして
流れを掴んでおくことが、将来税務調査の際にとても重要です。
被相続人の死亡時の預金残高のみしか見ずに
お金の流れの検証を行わないような申告では、
申告後の税務調査で思わぬ追徴税を払うことになりかねません。
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